スタッフコラム Column

天井裏のナニカ

2025/5/7

どうもみなさんこんにちは。
コラム2回目です。長くなりそうなので、早速ですが始めていきます。

始まりはだいたい半年前の夜。
ご飯も食べ終わり、リビングで家族が各々くつろいでいたら、急に天井から音がしました。

ザッザッザッ ザッザッザッ

突然聞こえた、天井裏をかきむしるような音。

「天井裏にナニカいるぞ」

家族会議スタートです。

「正体はなんだ。ネズミか?」

母が言います。
なるほど、妥当な話です。築100年とか150年とかいろいろ言われている我が家です。
ネズミの1匹や2匹入ってくるでしょう。

ドタン! バタバタ!

しかし、天井裏のナニカもその言葉を聞いていたのでしょう。
まるで、「そんなわけないだろ!」と、抗議するような音で家族会議に参加です。
家族と認めた覚えはありませんが。
その音を聞いて、今度は父が口を開きます。

「ネズミがこんな音を出せるとは思えない。かなり大きな音だった」

そこで考えられるのは、猫、イタチ、ハクビシン、などなど。
想像するだけで嫌になります。

ナニカの正体はわかりませんが、それなりのサイズの動物とわかりました。
とはいえ、一応ネズミの可能性を考えて、いいお値段のする殺鼠剤を購入。

それでしばらく様子見しようということで家族会議は終了。

全然関係ないんですけど、『殺鼠剤』ってなんとなく、『さっちゅうざい』って読みたくないですか。
正しくは『さっそざい』です。

話を戻して、数週間様子を見ましたが、結果は空振り。
ナニカは毎日元気に天井裏を闊歩し、ときには友達を呼んできて、夜には大運動会が開かれる始末。
家賃を請求したい。

さて、ここからはナニカの正体や侵入経路を探るべく私が頑張った話をしましょう。
それはもう涙なしでは語れないなんてことはない長編ドラマが…え? 長い? そろそろ終われ?
今いいところなんですけど。
…だめですか。そうですか。はい。わかりました。

えーっと、結論から言うと、ナニカの正体は猫でした。
天井裏に登ったら普通にいましたよね。
侵入経路も、軒下の隙間から入って中を器用に登り、天井裏に入ってくるという感じでした。

涙なしでは語れないなんてことはない長編ドラマの内容が、たったの3行で終わってしまいました。
私の要約能力が素晴らしい証拠ですね。

軒下にいた猫の写真を貼っておきます。
見えにくいですが、左斜め上あたりに目があります。

後日軒下の隙間を塞ぐことで、屋根裏に入ってくることはなくなり、我が家に平穏な日々が戻ってきました。
そう思っていました。

ドタン! バタバタ!

ま、そううまくはいきませんよねと。
はい、以上です。ではでは。

Y.I

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