スタッフコラム Column

靭帯再建

2025/10/20

子どもがソフトテニスの部活動で頻繁に急な方向転換を繰り返す中、
昨年6月に膝蓋骨脱臼(膝のお皿が外れる状態)を経験しました。
脱臼時には軽い骨挫傷もあり、約2ヶ月間松葉杖での生活を余儀なくされました。
その後も脱臼が繰り返され、日常生活にも支障が出ていたため、いつも通っている整形外科の
医師から、内側膝蓋大腿靭帯再建術(MPFL再建術)という手術を勧められました。

この手術は、自身の腱(大腿四頭筋腱やハムストリングなど)を用いて断裂した靭帯を再建するもので、
入院は1~2週間、リハビリは約6ヶ月間続きます。
3月頃から手術を真剣に検討し、子どももスポーツを続けたいという強い意志のもと、
8月の連休中に手術を受けました。


手術は図の右側のように、膝蓋骨や大腿骨側面に穴を開けて靭帯を固定するため、
麻酔が切れた後は強い痛みがあり、翌日からのリハビリも痛みをこらえながらの
スタートとなりました。
しかし、術後2ヶ月が経過し、家族の支えと本人の努力で松葉杖なしで歩けるようになりました。
長距離の歩行はまだ難しいものの、本人からは「そろそろ自力で登下校してみたい」との言葉も
あり、天候を見ながら見守っていく予定です。

今回の経験から、怪我の早期発見や専門医の診断、家族のサポートが回復に大きく寄与することを
実感しました。
今後も子どもの成長と健康を見守りながら、生活を送っていきたいと思います。


K.R

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