社員体験記 Report

第6回 : M さん 女性 設計経験6年

  • 機械設計

機械・プラント製図 技能検定 2級

◆ 事務の職場でCADに興味を持つ
最初の職場では事務職として働いたが、そこは土木作業の図面作成をする職場で、図面を描くCADに興味を抱く。
そこで、職業能力開発センター(ポリテクセンター)で6ヶ月の機械設計コースを受講。
最初の3ヶ月は現場で加工技術などを学び、残りの3ヶ月でCADを使って設計図面の書き方などの設計の基礎を学ぶ。

◆ 最初は専門用語など全くわからず
アルパインに入社して設計を始めるが、最初から言葉の理解で苦しむ。
例えば、アングル材やチャンネル材などの専門用語が飛び交うが、何を意味するのか?全く理解できなかった。
これと同様なことが数多くあり、少しずつ聞きながら覚えていった。
今思えば、見放さずに親切に教えてくださった先輩やお客様にはたいへん感謝している。

◆ 簡単な設計ができるまでになったが・・・
これまでに担当したのは半導体の成膜装置の図面変更や改造で、簡単な設計要素も含む。
実際の装置もお客様のところで見せていただき、図面も3Dで描いているので形が理解しやすく設計するうえでは非常に助かっている。
幸いにも同じ装置の仕事が継続しており、経験を活かすことができる環境にはあるが、それでも本格的な設計となると怖くてなかなかできない。
もっと自身が持てるまで経験を重ねないといけない。

◆ 思い込みによる失敗が多い
失敗というほどの失敗はないが、強いて言えば思い込みによる失敗。
物の形を描くことができれば作れると思ってしまい、実際に加工する段になって材料取りができないことなどがあった。
板金の展開図を頭に描ければ気づくことだが、設計中はそこまで頭が回っていない。
まだまだ設計者としては未熟だと感じる。

◆ タイの研修旅行が楽しかった
会社の研修旅行で、タイのお客様関連企業の視察をさせていただいたが、飲料関係のボトリングの一連の工程を見ることができてたいへん参考になった。
実際には見ることができなかったが、容器のブロー成型も画像で紹介されており、その工程から始まって完成品ができるまでの全工程が目の前にあり、ものづくりを一から知ることができた。
そのほか、観光では象に乗ることができたことや銃の試し打ちをしたことなど、日本では絶対にできない貴重な体験をさせていただき、たいへん印象に残る研修旅行であった。

◆ 今後の目標は前向きに取り組むこと
今までも分からないことがあっても積極的に取り組んできたつもりであるが、今後もこの気持ちを持ち続けて、何事も前向きに取り組んでいきたいと思う。

◆ 座右の銘 : 「一期一会」
いろいろな人との出会いを大切にしたい。

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